|
『Code Name.1 Brother Sun』(コード・ネーム・ワン・ブラザー・サン)は、CHAGE&ASKA(現:CHAGE and ASKA)の17作目のオリジナル・アルバム。1995年6月28日に発売された。発売元はポニーキャニオン。 1998年3月11日、2001年5月23日はCDとして、2009年11月25日はSHM-CDとして再発売された。 == 解説 == *前作『RED HILL』よりおよそ1年8ヶ月ぶりとなるオリジナル・アルバム。タイトルは1972年の映画『ブラザー・サン シスター・ムーン』から名付けられている。 *この間、シングルとして発表した楽曲や、レコーディングしていった曲を合わせると、1枚のアルバムでは収まりきれないほどの曲数になっていた。 *2枚組にして発売する案もあったが、敢えてせずに「貝殻の片方は、やがて皆の前に現れることだろう」との予告つきで、本作が発売された〔『CODE NAME.2 SISTER MOON』内のブックレット、小貫信昭の寄稿文より。〕。 *CHAGEもASKAも久方ぶりとなるギター・サウンドへの接近があり、それまで厚みのある音作りからの変化が見られる内容となっている〔CHAGEは今作について「今回、どうしてもギターサウンドで固めていきたかった」と述べ、ASKAはシングル「めぐり逢い」発売の時に、「僕は音を厚くするのが好きだから、レコーディング中にいろんな音を入れたがるんだけど、今回はとにかく歌で説得することしか考えてなくて音を重ねることをしなかった。イントロもギターのコード進行だけで、あとからボトルネックが入ってくるけれど、あくまでコード感のサポート楽器としてしか使っていない。曲自体も複雑なコードは使っていない。今までいろんなことにトライしてきたけど、今の気分が複雑なコードを受け付けなくなっているのね。そういう意味では、僕の曲作りに新しい展開が忍び寄ってきているのかもしれないって思う。」と述べている。〕。 *ASKAは当初の曲順に納得していなかったが、周りの「これがベストな曲順だと思う」との言葉にそれ以上の異論を控えていた。しかし生産工場でのCDプレスが始まってからASKAが「やはり違う」と言い始め、工場をストップさせてまで曲順を変更し、現在の曲順となった。ASKA本人も「本来なら許されないこと」と前置きしつつ「しかしどうしてもしっくりこなかった。」と語っている。また(序章曲の「君の好きだった歌」を除く)幕開けとなる曲として使用されることが多い「HEART」をラストに収録したことについては「最後の曲のあと、また最初にループするようなアルバムにしたかった。」と語っている。 *アルバム発売後、7月から翌1996年1月まで国内アリーナ60公演となるコンサートツアー『SUPER BEST 3 MISSION IMPOSSIBLE』を開催。また、2度目の海外公演『ASIAN TOUR II - MISSION IMPOSSIBLE』を台湾・香港・シンガポールで開催した。 *2009年11月25日には、紙ジャケット・シリーズの一環としてSHM-CD仕様でヤマハミュージックコミュニケーションズより再発売された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Code Name.1 Brother Sun」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|